データ形式「ラスタ形式」と「ベクター形式」

今回はデータ形式についてです。
ロゴ制作を行い、デザインが完成して利用する際には、2種類の形式が必要となってきます。「ラスタ形式」と「ベクター形式」です。
ラスタ形式(ビットマップ画像)とは、文字の形を点の集合で表します。
星と平行四辺形
<拡張子> .jpeg(一般的な写真などでよく見る形式)、.png(背景が透明な形式)
【利点】 データ量が少なくすむ。ご自身で資料作成やSNSのアイコンなどに利用する際に適している。
【欠点】 拡大や縮小などすると、斜線や曲線部がカクカクになってしまう。この欠点は、パソコンで写真や画像を拡大した際に見たことがある!という人が多いのではないでしょうか。
一方のベクター形式とは、形状を輪郭線で表したもののことをいいます。
星と平行四辺形
<拡張子> .ai(イラストレーター形式)
【利点】 拡大や縮小などの変形を行っても、字形が崩れない。
【欠点】 ラスタ形式と比べるとデータ量が大きい。Adobe社が提供するイラストレーターのソフトがないと開けない。
ちなみに、印刷業者にデータを入稿し印刷を行うときは「ベクター形式」を使います。ラスタ形式では取り扱いをしてもらえません。ベクター形式だった場合は、どんなパソコンでデータを開いても状態が変わることはなくロゴデザインをそのまま保つことができるからです。
ロゴデラックスでは、ラスタ形式(.jpeg、.png)とベクター形式(.ai)の両方を納品しています。どの場面でも安心してご利用いただけます。ロゴ作成の際は、ロゴデラックスにお任せください。