数学から導くロゴ作成、デザイン構成

図形ロゴ
有名な企業のロゴマークの共通点を考えたことはありますか。
スターバックスやマクドナルド、ローソン、トヨタなど、大手企業のロゴには、数学的に共通した点があります。
それは、私たちが小学生の時に習ったもの…「対称」です。
これは、「線対称」「点対称」など、ロゴ作成の際に多く取り入れられています。
【線対称の図形…星】【点対称の図形…平行四辺形】
ロゴ制作の際、左右対称のロゴは収まりがよく、企業の想いを込めやすいデザインとなっています。
星と平行四辺形
また、キルトデザインでは、図形の移動、拡大・縮小といった数学的図形が多く使われています。その中でも、「レモンスター」という形が有名です。レモンスターは、ひし形や正方形、直角三角形が組み合わさって作られます。その際に、拡大や縮小などを使って、様々な模様をデザインしていきます。
レモンスターロゴ
人を惹きつけるデザインには、図形の対称性や、図形の移動、拡大・縮小(相似)といったシンプルなものが多くあります。デザイナーは、数学的なことを意識せずに、感覚で図形の対称性や相似を考え、美しい形を作り上げていることがあります。いつの間にか知識として蓄えられ、だれが見ても気持ちの良いデザインを、素早く形にすることができるのです。
普段何気なく利用している飲食店や、街中を走っている車のロゴを見てみてください。意外とたくさん、数学的図形(線対称や拡大・縮小など)が使われていることに気づくと思います。
LOGODXを運営する、ARTDOUXのロゴは線対称と点対称で作成されています。
LOGODXを運営する、ARTDOUXのロゴ作成